神を信じた科学者たち

近年、科学と宗教は相容れないという考え方が常識のようになっていますが、現在に至るまで多くの科学者たちが神を信じ、神が創造された自然法則を解き明かそうとしてきました。そして、科学を探求し続ければし続けるほど、神の偉大さと人間に対する愛を感じざるを得ないところまできています。

そこで、地動説を唱えたコペルニクスを初め、地動説を裏づける観測結果をもたらしたガリレオ、地球上の運動の法則を宇宙に結びつけたニュートン、ここ数百年の物理学の発展に最も貢献した人物アインシュタインなどの科学者たちが、神に対してどのような信仰観をもち、科学的な法則を解明するに至ったのかを、一人ひとりの人生や残した言葉に焦点をあてて、考察していきたいと思います。吉田安隆が担当します。

ニコラウス・コペルニクス
15世紀の半ばまで、「地球は宇宙の中心であり、すべての天体はその周りをまわっている」という天動説が主流でした。その頃「大航海時代」が到来し、船乗りたち ...

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